
Interpretation Forum
2025online
2025年6月21日(土)-22日(日)
21日19:30~21:30
22日10:00~18:00
*交流会 22日19:30~21:00
参加費:一般3000円、学生1500円
主催:一般社団法人日本インタープリテーション協会
背景写真:世界遺産に登録されているトルコのスルタンアフメト・モスク 出典:山田菜緒子
✦ お知らせ ✦
~随時最新情報に更新していきます~
NEW!
6/22 インタープリテーション・フォーラム2025が終了しました。
2日間にわたり、多くのご来場がありました。
ありがとうございました!
公式ホームページの参加者専用サイトには続々と動画が登場!
特別講演やキーノートセッション、研究発表がご覧いただけます。
登壇された方から資料の提供があり、こちらもご覧いただけます。
6/21 公式HPの参加者専用ページで研究発表/実践報告の要旨が見られます。
参加者専用ページの情報は、参加者ガイドに掲載されています。
6/21 専用サイトのスケジュールを更新しました。
6/18 ご参加される皆様へ、当日のご案内をメールで送信いたしました。
送信時間 6/18 22:58
件名【参加のご案内】インタープリテーション・フォーラム2025(IP協会)
申し込みを済まされた方には、
参加ガイドなどを6月18日の22:58にメールにて送付しています。
ご確認をお願いいたします。
(6/18以後の方にも随時送信)
6/18 プログラム一覧のPDFをダウンロードできるようにしました。
6/15 研究発表/実践報告、分科会情報を更新いたしました。
6/11 研究発表の受付を終了いたしました
6/05 当日のスケジュール(暫定版)を公開しました
5/27 研究・事例発表、分科会情報更新
5/14 分科会情報更新
5/14 専用サイトからお申し込みできるようになりました。
5/08 2025年専用サイト公開
4/11 公式HPでインタープリテーション・フォーラム2025の予告を発表
4/10 インタープリテーション・フォーラム2025サイトを作成。
4/04 今年のテーマ「時をこえて広がるインタープリテーション」決定!
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■プログラム一覧(特別講演、キーノート・セッション、研究発表/実践報告、分科会)
今年のテーマ
「 時を超えるインタープリテーション 」
過去から現在、そして未来へと、年代を超えて語りかけるインタープリテーション
写真:Golden Bate National Recreation Area 出典:山田菜緒子
「インタープリテーション・フォーラム(通称:IPフォーラム)」は、
全国各地のインタープリターの紹介や想いを伝えあう場、
インタープリテーションを使ってもっと良いコミュニケーションを
つくり上げたい人たちの集いの場として毎年開催しています。
特別講演
6月21日(土) 19:30-20:40
*自由交流 20:40-21:30
人を動かすのは「夢中」だった
インタープリテーションとフロー理論が生む高付加価値
なぜ、人はツアーに心を動かされ、また訪れたいと思うのか──。
その鍵は「夢中になる体験」、すなわち“フロー状態”にあります。
フローとは、時間を忘れるほど没頭し、自我も薄れるような集中状態のこと。
この講演では、観光やインタープリテーションの現場において、
こうしたフロー状態がどのように高い満足感や再訪意向につながるかを、
心理学的視点と実際のデータに基づいて解説します。
特に、インタープリテーションにおいては、
参加者の知的好奇心やスキルに合わせて情報を届けることが、
知的なフローを誘発する重要な手がかりになります。
さらに、「寒さ」「緊張」「分かりにくい説明」といった
フローブロッカー(阻害要因)を取り除き、
「物語性」「選択の自由」「一体感」などのフロートリガー(誘発要因)を設計することで、
夢中になる瞬間を意図的に生み出すことができます。
“夢中”が生まれた体験は、
単なる楽しさを超え、顧客の心に深く残る「価値ある旅」となります。
講演では、その設計のヒントを、観光現場の実例や最新研究とともにお届けします。
講師 木村雄志(Activity Research 代表)
アウトドアツアーのマーケティングアドバイザー。モンベル勤務や世界一周の自転車旅を経て、アウトドア専門予約サイト「そとあそび」でツアー品質調査に従事。現在はフリーランスとして、観光事業者の中長期戦略の立案から、現場での戦術的な集客支援・体験設計まで幅広くサポート。近年は「フロー理論」を軸に、観光における体験価値と満足のメカニズムを明らかにし、付加価値の本質を追求・研究している。
Activity Research https://activityresearch.jp/MC 代表理事 古瀬浩史
理事 長谷川幸子
キーノート・セッション
6月22日(日) 10:15~11:30
文化遺産のインタープリテーション
文化と自然を超えて
皆様、文化遺産と聞くと何を思い浮かべますか?
世界遺産?国宝?遺跡?あるいは歴史都市でしょうか?
また、文化遺産のインタープリテーションのテーマとなりうるのは、
歴史的あるいは文化的価値だけなのでしょうか。
近年の〈文化遺産〉概念のひろがりとインタープリテーションの関係に着目しながら、
文化と自然の二元論を超えたインタープリテーションの可能性を考えてみたいと思います。
講師 岡田 真弓 (北海道大学国際広報メディア・観光学院/観光学高等研究センター准教授)
東京都出身。博士(史学)。専門はパブリック考古学と文化遺産論。
趣味は遺跡巡りと庭づくり。研究関心は遺跡などの歴史的な文化遺産が
現代の人々にどのように解釈され、受容・活用されているか。
3年前に出会ったインタープリテーションの魅力とパワーに心酔し鋭意勉強中です。
MC 代表理事 古瀬浩史
増田由香子
研究発表・実践報告
13:30-14:00/14:00-14:30
ー 発表のお申し込みを受付終了いたしました ー
(発表が15分・質疑応答が10分・休憩5分)
①石垣島で「IP全体計画」作ってみた
大堀 健司/エコツアーふくみみ
2024年度、石垣島の平久保半島でIP全体計画を作成した。
観光開発が進んでいない農村地域に必要なIP計画とは何かを課題に、
地域の方たちと話し合いを重ねながらIP計画を理解してもらい、
手探りで地域に必要な独自のIP計画を紡ぎ出すことに努力した。②ジュニア・インタープリター養成講座
井上 博夫/コスモ環境教育ラボ/国営讃岐まんのう公園インタープリター
将来のインタープリター育成事業として、2023年度より小学4年生~中学3年生までを対象にしたジュニアインタープリター養成講座を開催。4月~翌年3月まで1回/月、延べ12回のうち10回以上参加を条件にジュニアインタープリターとして認定。新年度からさぬきの森や自然生態園をフィールドにイベントや自己研鑽のための自由な活動が許可されるというもの。現在、3期生5名が学んでいますが、1期生4名の研修内容を端的にご紹介します。
③人の歴史をこえた物語づくり:
考古系学芸員が地球の歴史も意識しだすとどうなるか?
橋詰 潤/新潟県立歴史博物館
各地の特別な歴史を伝えるのをこえ、その歴史がなぜそこにありその痕跡が残されたのかまで目を向けると、さらに価値が付与され魅力的な地域の物語が出来上がることがあります。ジオパークなどを通じて私がこれまでに触れた事例や、私が普段取り組んでいて共有できそうなことなど、お伝えできればと考えています。
④歴史の複層をどうIPに生かしていくか
〜ナバホ・ネイションで気づいた複数の視点〜
鹿谷 麻夕/しかたに自然案内
2024年日米IP研修にてナバホ・ネイションでのIPを体験しました。そこから、先住民族の歴史文化を今につなげる努力や多様な立場・視点のあり方を学び、沖縄の歴史文化と自然を伝えることへの共通点を感じました。
私が受け取ったメッセージをみなさんに伝え、IPにおける意識の枠を広げることを試みます。
⑤“TOREトレーニングの場”がガイドにとって大切なプロセスだと気づくまで
姥 千恵子/桜島ジオサルク
2021年6月から始まり、2025年2月まで全37回の有料オンラインツアー(日本ジオツーリズム協会と世界仮想旅行社共催)が実施され、全国の様々な地域のガイドが登壇した。私はこのツアーを造成するところから、ツアー後に別枠で開催されるTOREトレーニングの勉強会に参加した。インタープリテーションの概念を学ぶだけで終わらせず、TOREの理念に基づきトレーニングを重ねることが、ガイドの自信となり実力をステップアップする大切な場となったことを報告したい。
⑥薬草文化のインタープリテーション
嵯峨 創平/ヤマノカゼ舎/京都大学大学院
岐阜-滋賀両県の境に位置する伊吹山は、古来から霊山として敬われ薬草の宝庫としても名高い。伊吹山東麓の揖斐川町春日地域に伝わる薬草文化の伝統と現状、保全方策や社会実装のための課題を整理した研究をベースに、現代人の薬草に対する関心や都市部の動向をふまえて、日本の薬草文化を後世に伝えるインタープリテーションの方法や役割について考察と提案を行います。
⑦現地から中継
『山の詩人尾崎喜八が書いた
詩や散文から読み解く「ふじみ分水の森」』
川村 悦子/やまねこworks環境共育事務所
元伯爵渡辺昭氏の厚意で長野県諏訪郡富士見村にある別荘の一部を借りて7年を過ごした、尾崎喜八。その間に高原、渓谷、山々を歩き、観察し、鳥をはじめとする詩や散文を残しました。豊かな自然を次の世代につなぐために、現在と照らし合わせを進めています。
⑧『夜のやんばるに響く生き物の声と輝くタブレットの光
― “見えない自然”を伝えるナイトツアーの工夫』
妹尾 望/やんばる案内人 Tida-Smile
沖縄本島北部・やんばる地域は、固有種や希少種が数多く生息することから、2021年に世界自然遺産に登録された、生物多様性の豊かな森です。その夜の森を歩くナイトツアーでは、ミミズクやカエル、昆虫などの鳴き声が響き、想像以上に賑やかな自然が広がります。しかし、真っ暗な夜の森では、鳴き声は聞こえても姿が見えない生き物も多く、観察が難しいこともあります。そこで、音の世界を視覚的に補完する手段としてタブレットを活用した、インタープリテーションの工夫とその実践について紹介します。
分科会
14:40-17:30
下記の画像をクリックすると、内容をご覧いただけます。
ー順次情報を更新していきますー
参加しよう!
語り合う前夜祭からスタート!インタープリテーションの最新情報や
キーノートセッション、研究発表、実践報告、分科会と盛り沢山の内容でお届けいたします。
*情報は随時更新いたします。開催前日に最終確認をお願いいたします。
6/21
特別講演
19:30-20:40
インタープリテーションに関連する話題をお届けします。
6/22
キーノートセッション
10:15-11:30
今年のテーマで共有したい話題をお届けします。
6/22
日本インタープリテーション協会
活動報告
11:40-12:20
一般社団法人日本インタープリテーション協会からの最新情報のお知らせをします。
6/22
研究発表 /実践報告
13:30-14:25
インタープリテーションについての研究発表や実践報告を行います。
6/22
分科会
14:40-17:30
1つのテーマでアイデア出し合うことや、テーマを掘り下げてディスカッションするなどします。
6/22
交流会
19:30-21:00
全国各地の方と、地域のことや分科会で話し足りないこと、来年やってみたいことなど、語り合いましょう!
スケジュール
2025.06.18最終版
*松の間・竹の間・梅の間のZoomのIDとパスコードは、6/18 22:58
に送信した「【参加のご案内】インタープリテーション・フォーラム2025(IP協会)」
のメールに記載されております。
2025.06.18最終版
*松の間・竹の間・梅の間のZoomのIDとパスコードは、6/18 22:58
に送信した「【参加のご案内】インタープリテーション・フォーラム2025(IP協会)」
のメールに記載されております。
2025.06.18最終版
*松の間・竹の間・梅の間のZoomのIDとパスコードは、6/18 22:58
に送信した「【参加のご案内】インタープリテーション・フォーラム2025(IP協会)」
のメールに記載されております。
2025.06.18最終版
*松の間・竹の間・梅の間のZoomのIDとパスコードは、6/18 22:58
に送信した「【参加のご案内】インタープリテーション・フォーラム2025(IP協会)」
のメールに記載されております。
日本インタープリテーション協会 活動報告
6月22日(日) 11:40~12:20
当協会の最新情報をお届けいたします。
・主催セミナーの実施状況について
・IP全体計画ほか受託事業について
・日米セミナー2024の報告と2025のご案内
・会員制度(メンバーシップ)について事務局よりお知らせ
■日本インタープリテーション協会のメンバーシップ(会員制度)について
日本インタープリテーション協会のメンバーシップ(会員制度)
会員制度の詳細は、公式ホームページをごらんください。
日本インタープリテーション協会
■日本インタープリテーション協会のメーリングリスト(IP-mail )申込方法
IIP-mail:メーリングリスト参加ご希望の方は、
a.interpreter.j@gmail.com まで下記の事項をご記入の上、お送りください。
件名「IP-mail参加希望」
本文「お名前、ご所属、登録希望のアドレス」
日本インタープリテーション協会事務局のほうで配信の手続きをさせていただきます。
2025年 実行委員
今年もオンラインで全国各地から集まってフォーラムを運営しています!
*情報更新中
手塚 幸恵
小笠原レオ二ド株式会社
小笠原に在住。水中をガイドから陸のインタープリターへ。奥多摩でシーズナルレンジャーを経て足立区生物園、小笠原ビジターセンター、小笠原世界自然遺産センターに勤務。ハンズオン作りが大好き。
谷口 吾郎
岐阜県立森林文化アカデミー
上京した東京で、人と自然が共生できる社会を考えてたらインタープリテーション(IP)に出会いました。IPの視点から都市部の公園に関わり、気づいたら公園の所長さんになっていて、もう一度、気づいたら岐阜県にあるヘンな学校にいました。今は移住した美濃で新たな活動を模索中!
林 浩二
日本インタープリテーション協会
東京都墨田区生まれ。日本自然保護協会ではインタープリター、自然観察施設の企画設計等に従事。1989年~2023年は千葉県立中央博物館で植物・環境系の学芸員。市民参加×インタープリテーションを模索中。
津田 和英
ホールアース自然学校
日本とアイルランドのダブル!ジミーと呼ばれています。昨年度はトレーナーワークショップ、日米IP研修(ヨセミテ国立公園)に参加、ITS70G主任講師となり、インタープリテーションの沼に楽しくハマっています。
岡野 由美
公益財団法人キープ協会
外で遊ぶことが好きで、より多くの人にこの楽しさを伝えたいと思っていたら、 インタープリターになっていました。 八ヶ岳の南麓、清里高原のビジターセンターに勤務。センターの展示やガイドウォークで、 試行錯誤を重ねながらインタープリテーションを実践しています。
坂田 大輔
自然教育研究センター
埼玉の丘陵地の森にある2つの施設で自然解説や園地管理などを行っています。これまで所属してきた奥山や都会とはまた違った環境や生き物、訪れる人々との出会いに、私のインタープリテーションも広がりそうです。
代表理事 古瀬 浩史
理事 川嶋 直
理事 西村 仁志
理事 増田 直広
理事 長谷川 幸子
理事 山田 菜緒子
監事 高田 研
一般社団法人 日本インタープリテーション協会
公式ホームページ https://interpretation.jp/
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